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2019/01/02 13:17



2016年4月14日、16日に熊本県にて熊本地震が発生しました。日頃から地震を経験することが少ない熊本県民にとって最初何が起きたのかわからなかったのが実情かと思います。カラーコンサルタントとして活動させていただいている私も被災者の1人。同じ人間として心に傷をおったのも事実です。それからというものの、来る日も来る日も震災後の現実と向き合う毎日。とてもカラーの力をと伝えていく環境にはありませんでした。そんな時に、全国の私と同じカラーコンサルタントとして活動するお仲間をはじめ、友人知人から私に支援してくれたのはぬりえや色鉛筆、色紙、サインペン・・・色がつこものばかり。まずはカラーコンサルタントである井手志保が元気になり、それから書く避難所へその支援物資を届けてほしいという要請でした。私はその要請を素直に受け止めて、実施することにしました。書く避難所を回らせていただくと、学校も閉鎖して、避難所の中で生活している子供さんたちがストレスを抱えているなあ・・・と感じました。その子供たちや大人たちの少しでもこの色彩アイテムが役に立ってくれたらと願うばかりの気持ちでした。その活動を続けること数ヶ月。今度は避難所でのカラーセミナーボランティアへと移行しました。



少しでも明るい洋服を着て、周囲の人々を明るい気持ちにさせるんだ!夜になると震災のトラウマで怖くなるからぬりえに取り組んで心を落ち着かせるんだ!などと心を温かくしてくれるお話をたくさんいただきました。カラーコンサルタントとして勇気をいただきた瞬間でした。それからというもの、色の力で私にできることはないかと模索する毎日。その中で、熊本県のために何か出来ないかと考えたのがこちらの「にこにこきらきらぬりえ」です。被災しても復興のシンボルとしてがんばっている熊本城はじめ、各地の観光スポット!元気にがんばっているから熊本県にたくさんの人々が集ってくれ、元気を与えてほしいとの思いからつくりました。

▼ このアイテムのおすすめポイントは何ですか?(使い方の具体例やディテールなど)

熊本城をカラフルにあなたらしく彩っていただきたいです。好きな色をたくさん使って、熊本城の復興を願ってください。

▼ このアイテムをどんな人にどんなふうに使って欲しいか教えてください。

小さいお子様から大人の方まで、熊本城に行ってみたい!あの時に大切な人といったなあ・・・などと懐かしんでいただきながらぬってもらいたいです。

▼ 最後に結びの言葉をお願いします。

熊本県熊本城を復興のシンボルとして元気に復興致します。